新年あけましておめでとうございます。
平素は、本校の運営にご支援、ご協力いただき、深く感謝申し上げます。
奈良県病院協会看護専門学校は、3年課程の看護専門学校として平成10年4月に開校して以来、今年で26年目を迎えることとなりました。奈良県内の地域医療を担う看護師の養成を目指し、これまでに22期831名の卒業生を輩出し、県内の医療機関で地域医療の担い手として活躍して頂いております。これもひとえに、関係者の皆様方のご協力とご尽力の賜物と深く感謝をしております。
現在、医療を取り巻く状況は、新型コロナウイルス感染症への対応や、少子・超高齢社会の進展に伴う病院の機能分化の促進、在宅治療に向けての地域連携など重要な課題が多くなっております。この様な課題に応えるためには高度な専門的知識・技術及び豊かな感性と人間性を備え、地域の保健・医療・福祉の向上に寄与することが求められています。本校といたしましても、基本理念である、「人間の生命、尊厳を尊重し、奈良県の地域医療に貢献できる看護の実践者を育成する」ことに重きを置き、「専門的知識・技術を教授するとともに、豊かな人間性を養い、看護実践者として他者と協働し人びとの健康と暮らしを支える看護専門職の育成」に、教職員一同力を合わせて努力してまいりたいと考えております。
最後になりましたが、新型コロナウイルス感染症が一日も早く完全終息し、本年が皆さま方におかれましても飛躍できる良き年となりますことを心から祈念し、年頭のご挨拶とさせていただきます。
令和5(2023)年 元旦
奈良県病院協会看護専門学校
学校長 青 山 信 房