卒業生の就業状況と近況をお伺いするために西奈良中央病院を訪問しました。
◎看護部長さんから卒業生についてお話をお伺いしました。
・主任をしている方は、真面目でまっすぐ、責任感も強く頼れる存在です。
・緩和ケア病棟で働いている方は、急病人が運ばれてきた時もテキパキと動いてくれて助かった。頼りにしている。
・新人教育を担当している方は、同年代の子供がいるので、新人のことも理解しつつ、うまく教育してくれている。
・子育て中の方は、院内保育があるので、夜勤時も預けて働いている。
・いつも笑顔で患者さんに接しており、後輩の意見もしっかり聞けて、プリセプターの役目をはたしている。
◎卒業生にお話をお伺いしました
看護師になって働いた感想
・勉強してきたはずなのに、仕事をするのが不安で、ものすごく怖かったが、当時の看護部長に声掛けをしてもらい、常に気にかけてもらっているという安心感で乗り切れた。
・奨学金をもらい、働き始めたが、大変な事も色々ありました。辞めたいと思うこともありましたが、人間関係が良好で頑張れている。
・シングルで子育てしながらの勤めであったが、スタッフの協力もあり、頑張れた。担当している新人教育では、看護師のやりがいや喜びを伝えていきたい。患者さんと接し、話をし、看護のプロとして教育している。
・今になって思うことは、学生のときの授業、試験のための話や勉強をもっとしっかり聞いておけばよかった。
・知識も日々増えていると喜びを感じるが、まだまだ未熟であると感じるのでこれからも頑張っていきたい。
・1年前よりできることも増えてきている。余裕も出てきたので患者さんの接し方も良いように変わってきていると思う。プリセプターをしているが、コミュニケーションを取るのが難しい。
◎学校生活の思い出
・戴帽式は感動した。
・社会人生と高卒生がもめたこともたくさんあったが、実習を助け合って乗り越えたことや、一緒に卒業旅行に行ったこと。
◎先輩から看護師を目指して勉強している後輩にアドバイス
・知識がたくさんあって困ることありません。先生方からしっかり学んで、仕事で発揮してください。
・学校でのすべての勉強は、将来ナースとして働く上ですべてが重要です。勉強したことは絶対に無駄にならないので頑張ってください。
・看護師は人を相手にする職業です。色々な方と接するので、どんな時もあいさつは大切です。
・普段の生活から五感を大切にしてください。
ご対応していただいた卒業生の方々のお話を聞かせていただき、看護部長さんからは卒業生達がいきいきと仕事されているお話を伺うことが出来ました。
最後になりましたが、病院関係者の皆さま、卒業生のみなさん、お忙しい中お時間を作っていただき、ありがとうございました。