令和4年4月から始まった新カリキュラムの科目「地域・在宅看護論実習Ⅰ」の一環として、本校1年生が過疎地域の人々の暮らしを知るため、川上村・天川村へ宿泊実習に行ってきました。
村に住み、地域住民の健康と暮らしを支えるコミュニティナースに同行し、地域の環境や人々とのふれあいの中から、過疎地域の暮らしについて学んできました。
コミュニティナースが移動販売や地域住民が定期的に集まる機会に出向き、地域の人々とふれあう機会を大切にしていることを身を持って体験し、人の温かさに触れることができるコミュニティは地域住民にとって最も大切なライフラインだということを学びました。
この実習の経験が、看護師として就職してからも、入院されている患者さんの退院後の地域での暮らしや生活をイメージし、退院支援できるようになっていただけるのではと期待しています。
コロナ禍という厳しい状況の中、実習を受け入れてくださった川上村・天川村の関係者のみなさま、ご協力いただきありがとうございました。