10月20日(日)、都祁生涯スポーツセンターにて行われた奈良県防災総合訓練に、当校の2年生が参加させていただきました。
学生たちは、救出救助や医療救護を受ける被災者・患者役として、それぞれの役柄を演じることに努めていました。その中でも、DMAT隊員や看護師が行う状況把握の的確さや俊敏さに心を動かされたようで、「大変勉強になった」「私たちもこんな状況下でも的確に判断して、対象に優しい声掛けができる看護師になりたい」と感想を述べていました。また、看護師だけでなく、チームとして動く職種の多さにも驚いたようです。多職種連携の必要性については、日々の講義において学んでいることではありますが、「災害看護にも通じること」であると理解した様子でした。
いつ救助に来てくれるかわからない不安、この後どうなるのか予測が立たない不安など、ケアを受ける側の心情を体験できたことは、今後の看護を学ぶ上で役立つものであり、非常に貴重な経験をさせていただくことができました。
本当にありがとうございました。