11月19日(土)令和4年度近畿地方DMAT訓練に本校3年生が参加しました。
DMATとは「災害急性期に活動できる機動性を持ったトレーニングを受けた医療チーム」と定義されており、災害派遣医療チーム Disaster Medical Assistance Team の頭文字をとって「DMAT」と呼ばれており、医師、看護師、業務調整員で構成されています。
この訓練は近畿2府4県で災害時の医療体制整備の一環として実施されるもので、今年度は奈良盆地東緑断層帯を震源地としたマグニチュード8.0、最大震度7の地震が発生したという想定のもと、災害対策本部が立ち上がり、災害拠点病院やSCU(広域搬送拠点臨時医療施設)等、県内各地で同時に訓練が行われました。
本校は橿原運動公園でSCU運営訓練に被災者役として参加しました。
訓練ではドクターヘリや防災ヘリも離着陸し、緊張感のある訓練となりました。最初は緊張した面持ちでしたが、与えられた症例の役になりきり取り組みました。
参加した学生からは、「搬送されずベッドで待機している時、不安な気持ちになったが、看護師さんが声をかけ、傍にいてくださって心強かった」「些細な声掛けや配慮が患者さんにとって大切だと学んだ」などの感想を聞くことができました。
このような貴重な体験をさせていただき、感謝します。ありがとうございました。